農業への理解深めて みやま市・大牟田市へ教材本送る

2024.04.17

 JAみなみ筑後は4月8日、時代を担う子ども達に食・環境・農業への理解を深めてもらおうと小学校5年生を対象に学習教材本「農業とわたしたちのくらし」をみやま市・大牟田市の教育委員会へ贈りました。これは毎年行っている取り組みで、今年で17回目となり、みやま市内7校280セット、大牟田市19校へ940セットの教材本を贈りました。

 

大牟田市の贈呈式では、同JA大坪康志代表理事組合長が「子ども達に農業について興味をもってもらい、後継者が増加していってほしい」と言葉を述べ、谷本理佐教育長へ手渡しました。教材本を受け取った谷本教育長は「児童生徒に分かりやすい内容になっている。主体的な力の育成のため、授業の中で活用させていきたい」と思いを述べました。

 

 この教材は、食農教育・環境教育などを基本テーマとし、小学校の授業で補助教材として活用されることを目的としている。イラストや写真、グラフを多く使っているため、子ども達にとっても理解しやすく、食農や環境と農業の関わり、農産物の流通や農業の現状など総合的に学習することができ、多くの子ども達が幅広い視野で農業に対する理解を深められることを期待している。