上内小学校「夢つくし」収穫体験

2018.10.12

 

 大牟田市上内で9月19日、大牟田市立上内小学校の5、6年生27人が総合学習で5月の種まきから大切に育ててきた米「夢つくし」の収穫体験を行いました。

 これは、上内地区の水の保全や道路の草刈り、休耕地の管理などを中心に活動している「農地水環境保全委員会」が中心となり、子ども達に米作りを体験してもらい、農業を身近に感じてもらおうと毎年行っているものです。同委員会の西山勝弘さんの田んぼを借りて、子ども達は5月の種まき、6月の田植え、今回の収穫作業まで一連の農作業を体験しました。

 収穫体験では、子ども達が同委員会のサポートを受けながら、慣れない鎌を使い額に汗を浮かべ収穫・脱穀作業に励んでいました。初めて米の収穫を体験した5年生の子ども達は「自分たちで育てた米を早く食べてみたい」と、笑顔で話しました。今回収穫した米は、12月に上内小で行われる「収穫祭」でしめ縄を作ったり、おにぎりとして振舞われるほか、「上内っ子米」として販売し、売上金は被災地へ義援金として贈られます。(写真=収穫作業に励む児童)