「早味かん」食味太鼓判 全国出荷スタート
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2025.10.06
JAみなみ筑後山川総合集出荷施設で9月18日から極早生山川みかん「早味かん」の集荷が始まっており、9月23日に初選果が行われ、同日に市場出荷が開始されました。
本格的なみかんシーズンの幕開けを告げるこの初選果。中でも同JAで生産される「早味かん」は、日本全国でも高い評価と人気を誇り、市場関係者からの注目も集まっています。
近年は厳しい暑さの影響で果皮の日焼けが目立っていましたが、ふくおか園芸農業振興協会の補助事業を活用し生産者が徹底した管理に努めた結果、今年産は玉肥大も順調に進み去年より中玉傾向となっており、糖度は例年並みの良好な仕上がりとなりました。
JA担当者は、「今年も全部会員で高品質なみかんの生産を行い各市場、消費者の期待に応える品質作りに取組んだ」と話しました。
主に関東、関西、北陸、九州を中心に出荷し、出荷量は極早生で900トン、極早生・早生・晩生含む山川みかん全体で5000トンを見込んでいます。
出荷されたみかんは、9月25日から福岡をはじめ、全国各地の市場に並んでいます。消費者からの期待も高まっており、旬の味覚として秋の食卓を彩りそうです。