果実の初期肥大を促そう! キウイフルーツ夏期管理講習会

2017.06.09

 

 

 6月7、8日の2日間、南筑後普及指導センターと連携し、キウイフルーツ夏期管理講習会を開催。管内各地のキウイフルーツ園地5カ所を巡回し現地指導を行いました。

 講習会には、2日間で管内のキウイフルーツ生産者ら41人が参加し、摘果、新梢管理、追肥、病害虫防除について再度確認を行いながら、現在の生育状況や今後の栽培管理上の留意点をJA指導員が説明しました。生産者はメモをとったり質問したりと熱心に耳を傾け積極的に研修会に参加しました。

 29年産のキウイフルーツは、開花期間が長く、受粉に多くの日数を要したため、受粉日が早い果実と遅い果実で生育に差がありますが、受粉期間中、好天に恵まれたため結実は良好です。花腐れ細菌病の発生も昨年より大幅に少なく、JA指導員は「早めの摘果と適正着果により初期肥大を促しましょう」と生産者に呼びかけました。(写真=園地で摘果作業について指導を受ける生産者)