現地指導で意思向上図る

2017.08.16

 

 

 8月10日、つやおとめ特別栽培米研究会は、平成29年度産「つやおとめ」の現地研修会を開催。生産者の意思向上を図り、適期作業への取り組みに向け、管内の生産者の圃場10ヶ所を巡回し、現地指導を行いました。

 研修会には、管内のつやおとめ生産者60人が参加し、水管理、穂肥、台風対策について再度確認を行いながら、現在の生育状況やウンカの発生状況・いもち病等の病害虫防除を中心に、今後の栽培管理上の留意点を同JAの武藤優治普通作指導員が説明しました。生産者はメモを取ったり質問したりと熱心に耳を傾け積極的に研修会に参加しました。

 29年度産のつやおとめは現在、草丈はやや長く、茎数は平年並みで主稈葉数もやや多く、生育は良好となっています。そのため出穂期及び成熟期はやや早くなることが予想されます。武藤指導員は「圃場でのトビイロウンカの割合が多いことから、水を溜め適期防除に努めてください」と生産者へ呼びかけました。(写真=武藤指導員(写真右)の説明を聞く生産者)