県庁農林水産部を訪問、豪雨災害を報告しました
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2020.08.18
JAみなみ筑後は7月末日、同JA吉田昭代表理事組合長ら常勤役員5人と板橋聡県議会議員と共に福岡県庁を訪問し、鐘江義広農林水産部長ら幹部に7月6日に発生した豪雨による管内の被害状況や復旧作業の進捗状況等を報告し、今後の支援等を要請しました。
管内の被害状況は深刻で、特にアスパラガスのハウスは50件以上が冠水しました。パイプハウスの変形やかん水用ポンプの故障、さらにハウス内へ土砂が流入した圃場も多数確認されました。アスパラガスは夏芽の収穫最盛期を迎えようとしていましたが、出荷を予定していたアスパラガスはほぼ出荷不可能になりました。土砂が流入してしまったハウスは、全農ふくれんから委託を受けた㈱菜果野アグリから毎日20人程度を雇用し、土砂を取り除く作業が行われました。また、水田は全体の約3割に当たる603㌶が冠水被害を受けました。約3日間冠水していたため生育障害の恐れがあり、極端な収量減が見込まれます。ナスは43圃場が冠水しました。ナスの収穫は終盤だったものの、収穫を予定していたナスはすべて出荷不可能になりました。さらに栽培に必要な暖房機などの附帯施設がすべて使えなくなったケースもあります。
JA吉田組合長は「JA管内は甚大な被害を受けた、施設園芸や水田の被害は深刻だ」と話しました。