ペットボトルキャップで母子保健事業に貢献

2024.02.01

 JAみなみ筑後女性部が1月25日、エコ活動の一環として1年かけて集めたペットボトルキャップを「ⅰサイクル」事務局の大牟田市坂西内科医院へ寄贈しました。今回集まったペットボトルキャップは、48,000個になり、このキャップによる収益金は、ラオスやフィリピンなどの地域での低栄養児10人に8日分のミルクになると坂西信平先生から説明を受けました。この「ⅰサイクル」では、現地ボランティアの活動にも取り組み、村の集会所で母子保健指導を行ったり、緊急で必要なミルク代や治療費の支援など、各家庭の貧困状態を改善し、コミュニティを育てる活動を行っています。
 また、リサイクル企業に販売されるキャップは、植物用のプランターや小学校の引き出し、クリアファイルや定規などに再利用されています。キャップの色をそのままにして、学校で子ども達が使うものに再利用することで、キャップ集めに協力する子ども達に分かりやすくリサイクルについて実感してもらえます。
 坂西先生は「JAの皆さんを含め皆で協力することで成り立っている活動なので、自然を大切にして、これからも一緒に頑張っていきましょう」と力強く挨拶をされました。
 JAみなみ筑後女性部では、今後もSDGsの活動として、地域のために取り組んでいきます。