S階級の果実生産目指す ハウスみかん出荷始まる

2024.05.31

 JAみなみ筑後山川総合集出荷施設で、2024年度産ハウスみかんの集荷が始まり、5月20日から選果・出荷をスタートしています。

初日の出荷量は150㌔となりました。集荷は6月上旬をピークに8月上旬まで続き、主に北陸・九州へ出荷。集荷量は全体で45㌧を見込んでいます。 

 

 今年産は、生産者の適切な栽培管理により果実内容、外観共に良好で、S階級を中心としたパック規格で糖度12.5度、酸0.9と食味は昨年より良好です。

 同JA管内のハウスみかん園地は、「北原早生」が中心で、栽培しやすい環境が整ってきており、特に省エネ対策では、ビニール被覆の多層化やヒートポンプの導入等を積極的に取り組んでいます。

また、高品質果実生産に向け、パック中心のS階級作りを進めています。