営農継続に向け早急な措置を 大牟田市長に緊急要請

2024.08.01

  

 JAみなみ筑後及び南筑後農政連は7月19日、大牟田市役所を訪れ、大坪康志組合長と南筑後農政連大牟田支部の中村公支部長らが、「営農環境等に対する緊急要請書」を関好孝大牟田市長へ手渡しました。

 世界的な物流の混乱や円安などの影響により、生産資材価格の高騰が続いています。そのため十分に生産資材を確保できるか不透明感があり、農業者の経営を圧迫し、営農継続へ重大な影響を及ぼすことが懸念される中、早急な措置と国や県に積極的な働きかけを行ってもらうよう緊急要請活動が行われました。

 内容については、「1.生産資材高騰対策」「2.鳥獣被害対策の強化」「3.農業者の育成・確保対策」「4.地元農畜産物の安定供給対策」「5.地元農畜産物の利用対策」「6.市独自の補助金支援」の6点を要請しました。

 関市長は「スマート農業等の支援や新たに鳥獣対策室を設置し、鳥獣捕獲対策の強化を行い、営農継続に対する支援を続けていきたい。」と前向きに回答しました。