いちご定植に向けて株冷処理
分類:管内News 東西南北
2025.09.05
8月25日、同JA山川選果場でいちご苗を冷蔵庫に入れる共同株冷処理(低温暗黒処理)を開始しました。いちご苗を約22日間冷蔵庫に入れて花芽の促進を図ります。品種は「あまおう」で、苗が入ったコンテナ約3,500個が持ち込まれました。
株冷処理とは、いちご苗を株冷処理することにより、花芽分化を促進させ、安定出荷を図ることを目的としており、毎年この時期に取り組んでいます。株冷処理後は、花芽検鏡を実施し、花芽分化の確認後に本田への定植作業が始まります。
苗の生育は、小苗を親株から切り離す採苗時期に大雨となり、挿し苗や鉢上げが遅れたほ場では活着不良が見受けられたました。また、梅雨明けが6月27日と例年より早く、梅雨明け以降の高温の影響により、根傷みや病害虫の発生などで苗の充実不足が一部見受けられたが生産者の管理の徹底により苗の生育は回復しています。
今後、順調に花芽分化すれば9月中旬より随時定植作業が行なわれる予定です。