冬春なす栽培に向けてなす苗配布開始
分類:管内News 東西南北
2025.09.05
JAみなみ筑後瀬高選果場では、8月上旬から瀬高なす部会員へのなす苗の引き渡しが始まっており、9月末までに約21万本の苗を供給する予定です。
配布される品種は、単為結果性ととげなしという特徴を併せ持ち、省力栽培・高秀品率・取り扱いのしやすさを兼ね備えた「PC筑陽」。着果の安定性や作業性の良さから、生産者の間でも高い評価を得ています。
苗を受け取った生産者は、「年々夏場の気温が高くなり、なす栽培が難しくなってきている。経費面での不安もあるが、品質向上により一層磨きをかけ、『また食べたい』と思ってもらえるようなおいしいなす栽培を目指します」と強く意気込みを語りました。
JA担当者は、「自然災害や資材高騰、病害虫発生増加など、なす栽培には課題も多いが、自慢のみなみ筑後産博多なすを多くの消費者に届けるため、生産者と共に苦難を乗り越えていきたい」と話しています。
JAみなみ筑後瀬高なす部会は、生産者との連携を強化し、市場ニーズに応える高品質な博多なすの安定供給を目指します。