北原早生糖度12度越え ~3.7億円販売目標~

2025.10.30

 JAみなみ筑後柑橘部会は、10月17日から早生みかん「北原早生」の出荷が始まりました。
 今年は、梅雨明け以降の高温の影響で着色が遅れ、昨年より3日遅れとなりました。しかし、10月下旬より夜間の気温が下がり、寒暖差が大きくなったことで、着色は順調に進んでいます。また、糖度は12度以上と、品質は良好に仕上がっています。
 「北原早生」は、みやま市山川町で発見された品種で、鮮やかな着色と高い糖度が特長。消費者からの評価も高く、県内をはじめ、関東・関西・北陸地方へと広く出荷されます。
出荷は10月下旬にピークを迎え、11月上旬まで続く見込みです。
同部会での北原早生の作付は、246人で約47ヘクタールを栽培しており、出荷数量830トン、販売金額3億7,000万円を目標としています。
生産者らは「これからも消費者に喜ばれるみかんを作っていきたい」と意気込みを語っています。