花き部会集出荷大幅に省力~午前中も対応可能に~
分類:管内News 東西南北
2025.12.12
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JAみなみ筑後花き部会は、全国に先駆けて成長型クラウド販売管理システム「FMBIZ」の導入を進めています。3月から2カ月間試験し、10月中下旬からの今季の出荷シーズンでも活用します。集出荷を大幅に省力化。従来より早い時間の集荷に対応できるようになり、物流の効率化に期待がかかります。
部会は生産者14人が約2.8ヘクタールでダリアなど約10種類の花きを栽培しています。システムは、「物流2024年問題」への対応として導入。生産者はスマートフォン1台で出荷データを作成でき、手書きによる伝票作成が不要となりました。出荷内容をリストから選択するだけで済むなど、操作が簡便で誤字や記入ミスが減りました。特に多品目を扱う生産者ほど作業の効率化を実感しているといいます。
JA側でも、判読しづらい文字や類似文字の確認作業が不要となり、受入作業の時間は約1時間から20分程度へと大幅に短縮。午前中の集荷に対応できるようになり、トラックドライバーの余裕を持った運送に貢献しています。市場にも迅速かつ正確な出荷情報が提供できます。
横尾弘友部会長は「収穫から出荷までの作業手順を大きく変える必要はあったが、省力化できたため、もう前のやり方には戻れない」と話しました。








