ドローン散布省力化を報告~柑橘部会座談会~

2026.03.19

 JAみなみ筑後柑橘部会は2月26、27の両日、各支部に分かれて座談会を開きました。JA職員が令和7年産の販売実績や生育状況について報告したほか、南筑後普及指導センターがドローン散布の試験結果を説明しました。
 令和7年産は、夏場以降の気象条件の影響などから着色遅れに悩まされ、収穫期間が例年より長期化しました。出荷数量は前年を上回ったものの、全国的に11月から1月にかけて供給過剰の影響により市場価格は前年度を下回ったが、出荷量の増加により売上は2割増となりました。
 近年は高温傾向や降雨量の減少が続いており、産地としてもこうした気候変動に対応した栽培管理の確立が求められています。座談会では、高温対策や水管理の工夫などについても意見が交わされ、生産現場の課題を共有しました。
ドローン散布の試験では、省力化や作業時間短縮への効果が報告され、参加者は熱心に耳を傾けていました。質疑応答では生産者から積極的な質問や意見が相次ぎ、栽培管理の改善や品質向上に向けた具体的な取り組みについて活発な意見交換が行われました。
出席した生産者は「課題を共有し、次年度産に生かしたい」と意欲を示しており、令和8年産に向けてさらなる飛躍を目指す姿勢がうかがえました。