「露地桃」出荷ピーク迎える 高糖度で果実内容良好

2017.06.15

 

 

 山川選果場で、「露地桃」の出荷がピークを迎えています。今年産は、雨が少なかったことから昨年に比べやや小玉傾向ですが、糖度も高く果実内容は良好な仕上がりになっています。初日には、700パック(210㌔)が選果場に持ち込まれ、県内市場に出荷しました。出荷は6月12日より始まり7月上旬まで続き、出荷数量10㌧を目指します。

 JAみなみ筑後もも研究会は生産者5人が97㌃を栽培し、果実肥大期に摘果すると核割れ(果実肥大が良すぎて種が割れる生理現象)によって出荷量が少ないという問題解決のため、硬核期以降に摘果をして核割れを軽減させる栽培を研究会全員で取り組んでいます。研究会では、今後も面積の維持を図りながら目合わせなどの開催による出荷規格の統一に努め、有利販売につなげていきます。(写真=出荷された桃の品質を確認する指導員)