柑橘部会トレーナー制度導入

2017.07.19

 

 

 JAみなみ筑後柑橘部会は、部会に新たに加入する新規就農者を対象に「トレーナー制度」を導入しました。新規就農者に地域に溶け込みながら、栽培技術を効率よく学んでもらう事が狙いで高い技術と豊富な経験を持つ先輩農家が指南・相談役となって面倒をみます。初年度は2人の新人に1人ずつ先輩が付き、現場指導を中心に相手に寄り添った支援を行います。初代トレーナーに就いた河村孝一さん(73)と北原大輔さん(37)はミカン栽培のベテランで、部会員やJAからの信頼も厚く、「責任持って支援を行いたい」と意気込みを述べていました。教えを乞う新規就農の荒木崇宏さん(31)と浦有宏さん(41)は「早く一人前になれるよう努力する」と話していました。

 

 ペアとなる新規就農者とトレーナーは意思疎通を深めるため、互いの園地を行き来する等交流を盛んに行い、知りたいこと、教えたいことにずれが出ないよう、活動日誌をつけます。今後も、後継者が増え安定した余裕ある経営の確立に向け、部会一丸となって産地づくりに取り組んでいきます。(写真=現地指導をするトレーナーの北原さん(写真左)と新規就農者の荒木さん(写真右))