農業経営再建に向け、現地で支援活動

2017.08.19

 

 

 7月5日に発生した九州北部豪雨により被害を受けたJA筑前あさくらの復興支援のため、職員を現地へ派遣し支援活動を行いました。この支援活動は、JAグループ福岡災害対策本部が県内のJAへ協力を依頼したもので、JAみなみ筑後では、7月18日~8月12日の期間7班体制で、JA男性職員の42人を被災地へ派遣。JA筑前あさくら管内の農家組合員の圃場や集出荷施設等で農業施設の後片付け、圃場・側溝等の土砂掻き出し等の支援作業を行いました。今後も引き続き、8月28日~9月27日の期間に42人の男性職員が現地で支援活動を行います。

 今回の豪雨の影響で、JA筑前あさくら管内では、土砂崩落等で立ち入れる地域が制限されるなど、被災地の復旧には相当の時間を要する現状にあり、川の氾濫等による圃場への土砂の流入、ハウス施設の倒壊等があった農業地域では、施設の後片付け、排水溝の復旧等多数の人員を要する作業が発生しています。現地で支援作業に参加した職員の姫野秀朋さんは「農業が一日でも早く再開できるように全力で支援に取り組みたい」と話しました。JAみなみ筑後では今後も、農業経営再建に向け、支援を続けていきます。(写真=被災したハウスで土砂の掻き出し作業を行う職員)