大玉果実生産に向けて、すもも秋期管理講習会開催

2017.09.20

 

 9月13日~15日の3日間、南筑後普及指導センターと連携し、すもも秋期管理講習会を開催。適切な生産管理を行い大玉果実生産を目指すため、管内各地のすもも園地で現地指導を行いました。講習会には、管内のすもも生産者約50人が参加し、日照条件の改善、樹勢の調節、冬期せん定の省力化を目的とした秋期せん定の方法、土づくりや基肥、かん水等の肥培管理や病害虫防除について再度確認を行いながら、今後の栽培管理上の留意点をJAの石橋暁幸果樹指導員が説明しました。生産者はメモをとったり質問をしたりと熱心に耳を傾け、積極的に講習会に参加していました。

 今年産のすももは、肥大不良でありましたが、高糖度で推移し、食味は良好です。今後の管理について石橋指導員は「7月上旬の多雨と7月下旬の乾燥傾向の影響で、樹勢が弱まっているため、樹勢に応じたせん定、土づくりを行い、次年度に備えてください」と生産者に呼びかけました。(写真=石橋指導員(写真左)より指導をうける生産者)