北原ご夫妻 全果連会長賞受賞!

2017.10.12

 

 

 9月27日、温州ミカンの新品種「北原早生」を発見し、全果連会長賞を受賞した、みやま市山川町甲田の北原悦雄さんとセイ子さんご夫妻を祝う祝賀会を瀬高町下庄にある正龍館で開きました。板橋聡福岡県議会議員や西原親みやま市長、乗富幸雄組合長、永野正氣柑橘部会部会長ら農業、行政関係者約80人が出席し、北原ご夫妻の受賞を盛大に祝いました。

 祝賀会では、JAより乗富組合長が北原さんに表彰状を手渡し、みやま市からは西原市長が感謝状を手渡しました。また、永野部会長が受賞の経緯を説明し、「プロがハウスミカンと錯覚するほど着色も良く、今後も部会一体となり栽培技術の向上に取組み、ご夫妻へ恩返ししたい」と挨拶。北原さんは「多くの方の協力があって今回受賞することができました。自分一人では普及販売もできませんでした。今後も栽培を頑張って行きます」と力強く述べました。

 全果連会長賞とは、第60回全国カンキツ研究大会において、産地振興に力を尽くした生産者に贈られる賞で、福岡県で約22年ぶりに北原ご夫妻が受賞しました。産地を支える優良品種「北原早生」の開発に取組、品質向上や安定生産技術など栽培法の確立により高品質みかんの産地化・普及に取り組んだことが高く評価されました。(写真=全果連会長賞を受賞した北原ご夫妻(福岡市で))