高単価を記録! ミカン「北原早生」出荷スタート

2017.10.18

 

 山川総合集出荷施設で10月14日より、福岡県が戦略的な温州ミカンとして位置づけしている「北原早生」の選果・出荷がスタートしました。出回りは、東京・福岡が中心。今年産は、生産者の栽培管理の徹底により、糖度・着色ともに良好で高品質な仕上がりになっています。集荷は10月中旬をピークに11月上旬まで続き、集荷量は700㌧、販売金額2億1千万円を見込んでいます。

 北原早生は、着色の良さと高糖度が強みで市場や消費者から評価も高く、シートマルチ早期被覆による高品質果実生産を実現しました。他の極早生種と競合するため、付加価値を付けるべく糖度12以上、酸1%以下の最上級クラスの高品質果実は県下統一ブランドの「北原早生」【黒箱】の名で販売しています。10月17日に行われた初売りでは1㌔単価平均700円と全国トップ級の高単価を記録しました。(写真=厳しく選果する従業員)