トマト出荷スタート

2018.01.18

 

 JAみなみ筑後高田選果場で8日より、2017年産トマトの選果・出荷がスタートしています。2017年産の品種構成は、桃太郎系311(81%)感激73(19%)で作付けし、定植時期の降雨が多く定植床の準備が進まなかったことにより、定植を遅らせる園地もありました。定植後は、黄化葉巻病の発生もなく生育は順調でしたが、10月下旬からの曇天、低温傾向により生育は例年より1週間程度遅れる状況となりました。出荷は、北陸、中国、九州地方を中心に6月中旬まで行い、4月~5月にピークを迎え、生産数量315㌧、販売金額1億円を目指します。

 同JA高田トマト部会は、部会員9名が面積2.1㌶(前年対比89㌫)を栽培しており、計画的安定出荷による販売体制の確立、的確な情報提供による有利販売への取組に力を入れています。担当職員は「当部会では安全で安心なトマト作りを目指しています。生産者一人一人が高いプロ意識を持って日々高品質なトマトの生産に取り組んでいるので、ぜひ一度味わってほしい」と話しました。(写真=厳しく品質をチェックする作業員)