キウイ春季管理講習会

2018.05.22

 4月3、4日の2日間、南筑後普及指導センターと連携し、キウイフルーツ春季管理講習会を開催しました。管内各地のキウイフルーツ園地を巡回し現地指導を行いました。同講習会は適切な生産管理を行うことにより結実安定生産を目指すことを目的として行われ、講習会には管内のキウイフルーツ生産者らが参加し、現在の生育状況や今後の栽培管理上の留意点をJA指導員が説明しました。

 2018年度産のキウイフルーツの生育状況は、3月の平均気温が平年より1℃高く推移しているため昨年より生育が早くなっています。降水量も平年よりやや多く「甘うぃ」「紅心」は発芽率8割前後で昨年並み、「ヘイワード」は4~5割と予測しています。今後の栽培管理上の留意点として、新梢管理と果実品質維持のために芽かきを必ず実施することや、「ヘイワード」については花腐れ細菌病対策として新梢の整理や除草の徹底を行うよう呼びかけました。生産者はメモをとったり質問したりと熱心に耳を傾け積極的に研修会に参加しました。(写真=熱心に説明を聞く生産者)