高品質なぶどう生産に向け・春期管理講習会開催

2018.05.22

 

 JAみなみ筑後は4月20日、南筑後普及指導センターと連携し、ぶどう春季管理講習会を開き、管内のぶどう園地を巡回し現地指導を行いました。同講習会は適切な生産管理を行うことにより結実安定生産を目指すことを目的として行われました。講習会には、管内のぶどう生産者ら28人が参加し現在の生育概況や今後の栽培管理上の留意点を普及センター職員が説明しました。

 2018年度産のぶどうの生育状況は、3月の平均気温が平年より1~2℃高く推移しているため昨年より生育が早くなっています。今後も気温は平年より高く、降雨は平年並みと予想されます。指導員は今後の栽培管理上の留意点として、新梢管理と果実品質維持のために芽かきを必ず実施することや、「シャインマスカット」についてはトンネル内の温度が30℃以上にならないよう、温湿度管理を徹底するよう呼びかけました。生産者はメモをとったり質問したりと熱心に耳を傾け積極的に研修会に参加しました。同JAでは今後も、安定した高品質なぶどう生産に向け、現地巡回及び講習会を行い、産地の支援を行っていきます。(写真=指導員の説明に熱心に耳を傾ける生産者)