「夢つくし」刈り取りスタート

2018.10.12

 

 JAみなみ筑後管内で9月18日より、2018年度産「夢つくし」の刈り取りがスタートしました。これを受け、管内3ヶ所のカントリーエレベーターは収穫した米の荷受け作業で活気づいています。JA管内の「夢つくし」の作付面積は約290㌶となっています。

 18年産は田植え後から8月にかけて高温で推移したことで水不足となりましたが、9月に入り気温が下降し、定期的に降雨があったことで徐々に解消しました。生産者の栽培管理の徹底により順調に生育。病害虫の被害もなく昨年以上の収量が見込まれています。収穫した「夢つくし」は乾燥調製され、九州を中心に出荷されます。担当職員は「毎年この時期は天候が不安定で心配していましたが、今年もいい米がとれました」と話しました。米の荷受け作業は10月中旬まで続く予定。管内は、米「夢つくし」収穫後、「元気つくし」、「ヒノヒカリ」の刈り取りに移ります。米全体で今年、4800㌧の収量を見込んでいます。(写真=刈り取り作業に励む生産者)