初夏の味覚味わって・「南津海」出荷最盛期!

2020.05.07

 JAみなみ筑後山川総合集出荷施設で初夏においしく食べられるミカン「南津海(なつみ)」の出荷が最盛期を迎えています。出荷は4月16日から始まりました。今年産は夏場の高温によりやや小玉傾向ですが、階級はM、Sを中心とした平均糖度13度と果実内容は平年並みの仕上がりです。出荷は4月下旬をピークに5月上旬まで続き、主に福岡の市場へ出荷します。「南津海」は生産者2人で約0.9㌶を栽培します。今年産は目標金額1000万円を見込みます。
 南津海は、「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」を親に山口県で誕生した品種です。温州みかんのような味わいで樹上で完熟させることで強い甘みとほど良い酸味があるのが特徴です。出荷最盛期を迎え担当職員は「南津海は小玉で、手で簡単に皮がむけ、中の薄皮をそのまま食べられるミカン。初夏の味覚を是非味わってほしい」と笑顔で話しました。