「延命地蔵尊」のチューリップが見頃をむかえる

2017.04.06

 

 

 JAみなみ筑後管内のみやま市瀬高町小田の「延命地蔵尊」のチューリップが綺麗な大輪の花を咲かせています。天保5年(1834年)に治水や無病息災を願って建立された延命地蔵尊に草木が生い茂り、地蔵が見えなくなっていたことから、同JA正組合員の坂田光広さんら延命地蔵尊世話人会が、環境保全と多くの人が訪れるようにと雑草の刈り取りや、河川敷の整備、チューリップの球根を植えたりと保全に積極的に努めてきました。

 チューリップの球根は10月下旬に植え、その他にもスイセンや紫陽花など約300輪の花が植えてあり、延命地蔵尊には厄払いの後利益があるとして多くの観光客が足を運び、綺麗な花に心を和ませています。坂田さんは「地域の人から愛される『延命地蔵尊』をこれからも守っていきたい」力強く思いを述べました。(写真=綺麗に咲いたチューリップと坂田さん)