つやおとめ仕込み終盤

2018.04.02

 

 みやま市瀬高町にある菊美人酒造で、JAみなみ筑後管内で栽培された2017年産米「つやおとめ」を使用した新酒の仕込みが終盤を迎え、2月14日に槽搾り(ふなしぼり)が行われました。槽絞りの作業は、同JAつやおとめ研究会の山井正光会長・鬼丸眞澄副会長・江﨑廣副会長の3名の役員が見守る中で蔵人が行い、1月24日に行った櫂入れ作業に引き続き、手積みによる槽搾りを体験しました。

 菊美人酒造では、槽場(ふなば)を用いて、槽(ふね)の中に何層も酒袋を敷き詰め加重する事で、透明な酒が「樋の口」から滴り落ち、袋の中に酒粕が残る製法を用いて製造されている。試飲を行った山井正光会長は、「香りも良く、今年も素晴らしい仕上がりになっている。お披露目される蔵開きの日には味わいを堪能して欲しい。今年も金賞を狙えるだろう。」と話しました。(写真=槽搾り作業に精を出す蔵人)