大麦「はるしずく」収穫開始!荷受け作業で活気づく!

2020.05.21

 

  JAみなみ筑後管内で5月12日より、2020年度産大麦「はるしずく」の刈り取りがスタートしました。これを受け、管内3ヶ所のカントリーエレベーター、ライスセンターは収穫した大麦の荷受け作業で活気づいています。JA管内の「はるしずく」の作付面積は約848㌶となっています。
 20年産は播種後から3月まで高温で推移したものの、4月に入り低温となったことで生育は落ち着きました。しかし、5月に入りまた高温で推移したため、例年に比べ7日程度早い生育となりました。はるしずくの荷受けは5月12日から始まり、約3500㌧の集荷量を見込みます。収穫した「はるしずく」は乾燥調製され、余韻のある甘さと濃醇なコクのあるおいしさが特徴の焼酎「はるしずく」用として出荷されます。担当職員は「毎年この時期は天候が不安定で心配していたが、今年もいい大麦がとれた」と話しました。 
 麦の荷受け作業は6月中旬まで続く予定です。管内は、大麦「はるしずく」収穫後、小麦「シロガネコムギ」、「ミナミノカオリ」の刈り取りに移ります。麦全体で今年、8000㌧の収量を見込んでいます。