いちご苗株冷処理をしました!!

2020.09.08

 JAみなみ筑後いちご部会は8月末日、同JA山川選果場で、いちご苗を冷蔵庫に入れる株冷処理(低温暗黒処理)を行いました。いちご苗およそ3000コンテナ分を冷蔵庫から取り出し、日光に当て、かん水を行う作業に取り組みました。JA株冷利用者ら13戸が参加し作業しました。
 株冷処理とは、いちご苗を株冷処理することにより、花芽分化を促進させ、安定出荷を図ることを目的としており、毎年この時期に取り組んでいます。株冷処理後は、花芽検鏡を実施し花芽分化の確認後に本田への定植作業がはじまります。苗の生育は、梅雨入り後の長雨の影響により一部根傷みが見られ苗の充実不足が目立ちました。小ぶりな苗質だが、梅雨明け後は天気が回復し、生産者の適切な栽培管理により苗質も徐々に改善され中苗程度の仕上がりとなっています。今後、順調に花芽分化すれば9月の中旬より随時定植作業が行なわれる予定です。