大麦「はるしずく」の収穫を開始しました!!

2021.05.14

 JAみなみ筑後管内で5月11日より、2021年度産大麦「はるしずく」の刈り取りがスタートしました。これを受け、管内3ヶ所のカントリーエレベーター、ライスセンターは収穫した大麦の荷受け作業で活気づいています。JA管内の「はるしずく」の作付面積は約575㌶となっています。
 21年産は播種時期の違いによって生育差が大きかったものの、1月中旬~2月上旬が高温で経過したため、11月中下旬播きの生育は平年より1週間程度早く、生育が遅れていた12月播きも回復傾向に転じました。はるしずくの荷受けは5月11日から始まり約2600㌧の集荷量を見込んでいます。収穫した「はるしずく」は乾燥調製され、余韻のある甘さと濃醇なコクのあるおいしさが特徴の焼酎「はるしずく」や押麦用として出荷されます。担当職員は「毎年この時期は天候が不安定で心配していたが、今年もいい大麦がとれた」と話しました。 
 麦の荷受け作業は6月中旬まで続く予定です。管内は、大麦「はるしずく」収穫後、小麦「シロガネコムギ」、「ミナミノカオリ」の刈り取りに移ります。麦全体で今年、8200㌧の収量を見込んでいます。