締り房づくりに向け、園地を巡回・指導

2017.05.19

 

 5月1日、2日の2日間、南筑後普及指導センターと連携し、巨峰・種なし巨峰・ピオーネの栽培管理講習会を開催しました。適正な着房管理により着果過多を防止し、果粒が詰まった締り房を作るため、管内各地のぶどう園地6カ所を巡回し現地指導を行いました。講習会には、管内のぶどう生産者ら約30人が参加し、摘房・摘粒・新梢管理、ハウス内の温度や水分管理について再度確認を行いながら、現在の生育概況や今後の栽培管理上の留意点をJA指導員が説明。また、病害虫防除についても説明があり、生産者はメモをとったり質問したりと熱心に耳を傾け積極的に研修会に参加しました。

 今年産のぶどうは、発芽日が昨年より3日程度遅かったですが、4月2半旬以降気温がやや高めに推移したことにより、平年並みに生育しています。指導員は、今後の管理について「花房のセットやジベレリン処理の方法と時期の確認、防除の徹底」を生産者に呼びかけました。(写真=栽培管理について説明を聞く生産者)