収量に期待! 大牟田たけのこ初出荷

2017.11.08

 

 福岡県で最も早く出荷をしている大牟田たけのこ部会のたけのこが10月23日から出荷を始めています。今年は、昨年より14日ほど早い出荷となり、初日には11.9㌔のたけのこを出荷しました。本年産は、台風被害もなく芽子形成期の7月~8月の降水量はほぼ平年並みとなり芽子形成数、肥大生長ともに良好で親竹の状態も良いことから昨年の同時期と比べ発生量は増加するものと考えられます。出荷は関西を中心に出荷し3月下旬~4月上旬に最盛期を迎え、4月中旬頃まで行います。生産者150人で目標青果出荷数量80㌧を目指します。

 同部会では生産をしていく上で、5年経過した親竹の伐竹を行い本数を減らすことや、竹林を掃いて笹を集積したりといった取組みを行い、地割れ堀により早期掘り取りが出来る竹林管理を生産者一体となって取り組んでいます。また、市場への的確な産地情報の発信を行い有利販売へとつなげています。初出荷にあたり同部会の立山馨部会長は「昨年が不作の年だったので今年は収量に期待したい」と意気込みを語りました。(写真=自慢のたけのこを選果場に持ち込む立山部会長)