新規導入作物「にんにく」に乗り出す

2019.02.12

 

 JAみなみ筑後は新規導入作物として「にんにく」の栽培に乗り出します。JA乗富組合長所有の農地4㌃をにんにくの試験園として提供。指導員・TACらが中心となり10月下旬に、6品種のにんにくを植え付けました。2019年5月中旬に収穫予定です。収穫したニンニクは、味・形の確認と、市場の評価などを参考に、産地に合った品種の選定を行っていきます。
 これまで、ニンニクは中国からの輸入品が多く、消費者の安全・安心への関心が強まったことや食生活や食習慣の変化から、国内産ニンニクに対するニーズが高まっています。
  JAではにんにく定植機、収穫機、乾燥機等を導入。希望者に貸出し、にんにく栽培をする上での労力を軽減する狙いです。将来的な法人の経営安定を図るため、法人の補完作物として推進を図り、産地としての規模拡大を図ります。
 今後は今年5月の収穫・出荷に向け、定期的な防除と生育を観察し、定期的に検討会を関係機関で行っていきます。(写真=にんにくを植えつける指導員)