博多セロリ二期作出荷最盛期・2L級が5割超え上々の出来!

2020.04.28

 

 JAみなみ筑後東山選果場で令和元年産「博多セロリ」の二期作が出荷最盛期を迎えています。選果場には1日約2000ケースから2500ケース(1ケース10㌔)のセロリが持ち込まれており、今後も増加していく見込みです。二期作の出荷は4月中旬から5月にかけて最盛期となり、6月中旬まで続きます。今年産は天候に恵まれ、株太りもよく品質は良好です。2L級の割合が全体の5割を超えており、上々の出来です。
 二期作の出荷量は約14万ケースを見込みます。11月上旬の出荷スタートから3月末までに約18万ケースを出荷し、出荷目標のおよそ3分の2を達成しました。関東を中心に全国に出荷し、一期作、二期作合わせて出荷数量31万箱(3100㌧)、販売金額8億600万円の達成を目指し良品生産に努めていきます。
 博多セロリは肉厚でシャキシャキとした歯ごたえとみずみずしい味わいと香りが特徴です。西日本でみやま市が一番の生産量を誇り、全国では、長野県、静岡県に次いで、第3位となります。JAみなみ筑後瀬高町セルリー部会では、部会員27人が約42㌶で生産しており、「責任ある産地」「信頼される産地」を目指して天候に応じた生産対策の実施を行い、計画出荷の随行及び価格安定に努めています。出荷最盛期を迎えるにあたり担当職員は「生産者が丹精込めてつくったセロリを多くの消費者にご賞味いただきたい」と話していました。