エメラルドウェーブ出荷最盛期・鮮やかなグリーンとウェーブした葉が特徴の切り葉!

2020.05.14

 JAみなみ筑後エメラルド研究会が生産している切り葉「エメラルドウェーブ」は出荷最盛期を迎えています。今作は、天候等の生育環境が良好だったため品質は良好、集荷枚数は例年並みを見込んでいます。出荷は4月下旬から始まり、最盛期は5月と10月です。ほぼ年間を通し、全国の市場に出荷を行っています。
 エメラルドウェーブはJAオリジナル品種で鮮やかなエメラルドグリーンと波打つようにウェーブした葉状が特徴の植物です。日持ちの良さや、曲げても折れない丈夫さでフラワーアレンジメントに重宝されています。
 同研究会は生産者4名、作付け面積約30a、年間約17万枚を生産しています。今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、花き需要が大幅に落ち込んだこともあり、エメラルドウェーブについても販売環境の悪化が危惧されています。同研究会の杉本佑貴会長は「JAオリジナル品種のエメラルドウェーブの魅力を皆さんに知ってもらうため、より一層高品質生産を目指す。」と意気込みを述べ、JAの担当者は「厳しい状況の中、例年以上に販売努力をし、生産者の所得安定に努めたい」と力強く話しました。