ハウスミカン出荷スタート・糖酸バランスよく品質良好!

2020.05.22

 JAみなみ筑後山川総合集出荷施設で5月12日より、2020年度産ハウスみかんの集荷が始まり、14日から選果・出荷をスタートしました。初日の出荷量は400㌔となりました。 
 今年産は、生産者の適切な栽培管理により果実内容、外観共に良好で、S階級を中心としたパック規格で糖度12.3度、酸0.8度という仕上がりになっています。ハウスみかんは生産者6人で1.6㌶を栽培します。集荷は6月上旬をピークに8月上旬まで続き、主に北陸・九州へ出荷し、集荷量は全体で65㌧を見込みます。
 同JA管内のハウスみかん園地は、「北原早生」を中心とした改植を行い、栽培しやすい環境が整ってきており、省エネ対策としてビニール被覆の多層化やヒートポンプの導入に積極的に取り組んでいます。また、高品質果実生産に向け、パック中心の階級作りを勧めています。集出荷を迎え、担当職員は「糖酸バランスが良い美味しいみかんをぜひ味わってほしい」と話します。